臼井の東日本実業団ロードBR-1レースレポート

群馬のコースは初めて走ったのですが、コース的には広すぎず狭すぎず、登りもあってコーナーもありで僕的にはかなり好きなコースですね。試走をした時点で今日はイケルと自信満々でした。
今回のBR-3はなんと260人エントリー…さすがに多いです…
だからかどうかはわからないけど、スタートはローリングスタートでした。思いのほかローリング?の時間が長くて…先頭を走っていたのでいつになったらこのローリングが終わるのかと…隣の選手に聞いてみると「もうすぐだよ」と教えてもらいました。
いよいよスタート。
平坦なところだったけどアタックした。誰も来ない。何度も後ろを振り返って熱い視線を送るが誰も来ない…登りに入った時に後ろを振り返ると誰か踏んでくるのが見えた。前にレースで一緒に走ったことのある選手で彼の力はわかっていたし、前半から来る気はしていた。だからそれにあわせて僕も踏んで行った。
インナーに落としたときチェーンが外れた。まだスタートして間もないのに…
その場で直すが直らない。結局自転車を一度降りて直すことに。
そうこうしている内に大集団は行ってしまった。後ろはちぎれた選手が1〜2人走っているのが見えた…たぶんこの時点で250位くらい。
一人一人抜いていく。後ろについて休みたかったけど、ここでせこい事を考えると集団復帰できっこないと思った。だから踏んでいった。
最初は一人一人だったが、次第に5〜6人、5〜6人って感じで小集団が前に見えてきた。この5、6人で理想はローテーションで「前を追う」なんだろうが、いまいちペースが上がらない。
あくまで集団復帰。完走するのが目標じゃない。今日は勝ちに群馬まで来た。そう自分に言い聞かせて後ろの小集団から前の小集団へのダッシュする。登りだろうが平坦だろうが関係なく隙をみてダッシュ。わざわざダッシュしなくてもペースで追えばいいのかもしれないが、後ろに着かれるのが苦手なので…。このダッシュが何回続いただろう…ダッシュしている時の心拍数は9%まで上がる。前の小集団に追いつくたびにちょっと休憩。この集団は元気かな?と甘い期待を抱いて「ローテーションしましょう!」と声をかけるがうまく行かない。引くのはいつも決まったメンバーのみ。ペースは落ちる一方。引いてくれた選手にはちょっと悪いが、見捨てる。またダッシュ
これを繰り返しているうちに南谷君に追いつく。前に何人いるのかと聞くと「わからない」と返事が返ってきた。この時すでにかなりの周回をこなしており、残り周回も少ない。
後ろを振り返ると今まで抜いてきた小集団が大集団(30人程)に変貌を遂げてすぐ後ろにいる…かなりばつが悪い…ここまで一人で前を追ってきていたのでもう力は残ってなかったけど意地のアタック。しばらくBR-2の選手といい感じで走ったけど追いつかれる。
最後は肉体的にも精神的にも順位的にもマイナス方向へぶっ飛んでゴール。
88位でした。かなり前向きですが、末広がりという事で…

今回のレースは勝つ気満々で会場入りしたし、コース的にも狙えるコースだったし、調子も良かっただけに悔しいです。
最後になりましたが、スポンサー様、応援頂いた皆様ありがとうございました。
次の実業団レースは5月3日舞洲。ド平坦です。スプリントは得意ではありませんが、そうも言っておれませんのでスプリンターに変貌をとげたいと思います。
応援よろしくお願い致します。