臼井選手の熊野レポート

臼井選手


熊野3日間は我慢我慢でした。
前日。晴れ。
新宮からレースのスタート地点まで往復40キロほど軽く流しに行く。調子が悪い。
初日。雨。
コースは平坦で走りやすいけど、途中狭い区間があり多くて2列じゃないと走れない。
スタートして間もなく落車発生!自分は巻き込まれなかったけど大塚選手が落車のすぐ後ろにいたので少し待つ。大塚選手も自分も無事集団に戻る。
トンネルもたくさんあって気を使う。狭い区間の手前でペースが上がりかなりキツイ…
ケイデンス計をみた110〜120回転ほど。練習で回しても100回転。いつもと違う筋肉で走ってる事に気がつく。案の定脚が攣る。
最終ラップ狭い区間を終えた後の下り、目の前で落車発生。避けられずに重なり合うようにこける…
集団は遥かかなたへ。追いつくのに5分くらいかかる。その間はなぜか足は攣らなかった。最終ラップだとは知らずにゴールスプリントに加われず51位でゴール。トップとのタイム差なし。
2日目。雨。
この日は山岳コース。千枚田まで淡々と進む。千枚田に入る。登りに強い選手が前に出てくる。かなりキツイ…が思ったほど長く無く、調子は悪いけど悪いなりにも先頭集団でクリア。集団はバラける。10名くらい。この10名で淡々と走っていたけど、平坦で後ろの集団に追いつかれる。最後の登り札立てに入る。勾配がキツイ。ここで遅れ7位。
3日目。晴れ。
登りが一箇所あるけど短い。
一周目、下りに入る前に狭い所があるのでその前にペースを上げた。下りきったところで集団は分裂。それをみて集団のペースを上げたが、一人で集団のペースを維持するほど力があるはずも無く…集団のペースは落ちた。その後はいいところもなくゴールスプリントへ。15位でゴール。
2日目が終わった時点で総合トップの大塚選手と総合2位のナカガワ川崎選手がこの日トラブルによりBR-2、3の総合時間で3位になった。
棚ぼた的上位進出だったし、チームの大塚選手がトラブルで遅れをとってしまった事などを考えると素直に喜べないです…
今度は自力で勝ちを狙った走りをします。
とは言うものの…
水曜日に体力測定をし、その結果伸び悩んでいる(というか2月より落ちている)ことが分かりました。
熊野入りしてからもその不安は抜けず、測定結果は何かの間違いだろうと思い込むことにしましたが、初日走ってみて現実を突きつけられました。「やっぱり走れない」と…。
今は測定結果を元に新たなトレーニング計画を立て実行に移しています。具体的には、これまでのトレーニング日誌を見て今までどのようなトレーニングをしてきたかを振り返ります。2月後半から3月中頃の調子の良かった時期にはどんなトレーニングをしていたか。心拍計をつけてトレーニングしているので、運動強度などもメモしてあります。
足立先生からも指摘されましたが、やはり練習強度が落ちていました。シーズン前の方が強度が高いと言う大失態をやらかしてしまいました…。
しばらく走れないかもしれませんが、考え方を変えれば今より悪くなる事はないと思うので、キツイ練習にも耐えて頑張ろうと思います。
伸びているのか伸び悩んでいるのか、正直なかなか分からない部分だと思います。体力測定お勧めします!