大塚選手の全日本選手権レポート

全日本選手権のU23の部に個人タイムトライアルそしてロードレース共に参戦してきました。

TTは秋田県大潟村のど平坦のコースを往復30km。高2以来3年ぶりの参加で、落車してブービーだったという嫌な思い出を払拭するために気合を入れてのぞみました。
実績のあまりない選手からスタートし自分は5番目で緊張感なくスタート。往路は例年と違って向かい風、最初から飛ばし前の選手を抜き、その後風に負け失速。折り返し付近では36km/hまで落ち、ちょっと駄目かも・・・と思ったのですが、折り返しと同時に追い風に、しかも前のほうに自分より3分前にスタートした2番手出走の選手が見えます。これで気を取り直し50km/hまでペースアップそのまま追いついてほぼ同時にゴール。タイム的には例年なら3位以内に入るタイムだったのですが、そう甘くないです。ジュニア時代にも優勝している池田丈志選手(鹿屋体大)が大会新で優勝、2位も大会新で村山規英選手(ブリジストン)3位畑中勇介選手(ブリジストン)。自分は5位でした。
1年ブランクがあっての5位なので悪くはないのかもしれませんが、アンダーのトップの選手との地足の差(約2分)を実感させられました。アンダー23ではあと2回出られます、大会記録を更新できるように精進しレベルアップしていこうと思います。

TTから2週間後24日の全日本選手権ロードレース145km(12km×12周)、これは今まで自分が走った中で最長のレースです。ちなみにいままではつい先月走った美山ロード80km(DNFなので正確には75km)でもMIFUNE練で200kmを追い込んで走れていたので距離に対する不安は無かったです。そしてきつい登りを12回も登らなければいけないということで春先から5kg体を絞って臨みました。
しかしレースは2周目の逃げに乗れなかった時点で勝ち組と完走組に分かれてしまいました。前年度優勝の新城選手含む13名の逃げに追いつくことができませんでした。むしろ新城選手はそこから単独で差を広げていました。強すぎです。自分はメイン集団に位置しペースは上がったり下がったりの繰り返し、最初50人ほどいた集団も残り2周を切り7人まで減り、自分もそのころには足に力を入れると痙攣する状態でした。30度をこす炎天下のレースだったため発汗によるナトリウム不足と思われます。経験不足というかこれじゃ素人ですね。。。最後の登りで山下選手(ミヤタ)のペースアップについていくことができずヘロヘロになりながら15位でゴール。優勝は新城選手(チームバン)2位三瀧選手(鹿屋体大)3位石井選手(立命館大)
くやしいです。
なにがくやしいって同じ高校で3年間共に自転車競技部だった石井が3位に入りそれに負けたことが最もくやしいです。自分より上位の先輩の選手は次は追いついて追い抜こうという気持ちになりますが、唯一同期で負けた石井に対しては現時点で負けという事実がたまらなくくやしいです。くやしいのでまた練習します。

応援して下さった皆様、そして次の日レースがあるのに暑い中補給をしてくれた秋山、豊岡選手ありがとうございました。後半戦はBR-1に上がって頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします。

PS、レース後ジョ○ーパスタで3,500円分とケーキ4個、3連アイスクリームを完食したというのはここだけのはなし・・・