豊岡選手の西実トラックレポート

directorsportif2006-07-05


7月1.2日と2日間にわたり、関西サイクルスポーツセンターで西日本実業団トラックが行われました。
女子は2日だけで、1日3種目。
私は、3.000m個人追い抜き、500mTT、ポイントレースに出場。
天候は、先週に引き続き大雨・・・途中1時間中断された。

3.000m個人追い抜き。2位。
初めてDHバーを使った。
まっすぐ走れないし、スピードも上がらず4分24秒。
かなり遅い。ちなみに自己ベストは4分17秒。
ちなみに優勝した大塚選手(パナソニック)は4分9秒。

500mTT。
45秒。こんなに何で遅いのか・・・あっという間に終わった。
終わってから見ていた方々に「3.000mをまた走ってるのかと思った」と言われた。
イケてないなあ〜〜。
結果はビリだった。優勝タイムは39秒。
自己ベストは42秒。

ポイントレース。優勝。
ポイントレースに出た時は、幸いにも雨が止んで晴れていた。
雨にかなりビビッていたので、雨がやんでくれて本当に助かった。
トラックレースは経験が全くない。
1日で3種目もあり、休む時間も無くずっとアップ、レース、ダウン、アップ、レース、ダウンの繰り返しで
一番最後のポイントレースの時は、ものすごく疲労していた。
ローラーに乗っていると眠くなって落ちそうになるので、トラックに入り赤バンを回っていた。
するとなぜか気分も良くなり、集中力が戻ってきた。
ポイントレースは初めて出るので、事前にチーム員に5周目がポイント周とか、4周目で音が鳴るとか教えてもらった。
とりあえず、5周目を全部トップで通過すれば勝てるのかと思った。
スタート前、三船選手に「気合いの走りを」と声をかけてもらい
「はい!」とお返事した。
スタートの時に他の選手はフェンスに捕まって(?)待っているのに、私だけ後ろにスタートの機械を付けられた。
そして、ローリングの時は私を抜かしたら駄目とか説明していたけど、私は意味が全くわからず、どうしていいのかわからなかった。
そこは、持ち前の適当パーソナリティーで乗り切った。
初めのポイント周回の時はどんな物か様子をみた。3位通過。
スプリント力がないので、このまま集団で行ったら無理だと悟った。逃げるしかないと・・・

小谷選手(NCFC)がスピードを上げたので、それに付いた。ちょっと後ろと開いたけど、また集団はひとつになった。
だから思い切って飛び出してみた。そのまま15周くらい1人で走った。
たくさんの応援が聞こえた。
大塚選手(パナソニック)と、石井選手(花園高校)が追いついてきた。
少し休んで、もう一回しかけた。だれも付いてきていない。
ポイントを取って、また3人になった。
そしてまたしかけた。
またポイントを取って、ラスト2周で3人に。
最後に、もう一回行きたかったけど足が爆発しそうになり行けなかった。
とりあえず優勝できたので嬉しかった。

終わってから、三船選手に
「ええもん見せてもらった!!」
と嬉しいお言葉を頂いた。

役員の方々や、たくさんの方々に
「おもしろかった!」
「感動した!」
「やりたい放題やなぁ〜」
「最後まで居てよかったわ」
など、たくさん声をかけてもらった。
今回も大勢の方々が応援してくださり、アドバイスも沢山頂きました。
チームの方々、サポートありがとうございました。私一人では、絶対無理でした。
皆様、本当にありがとうございました。また、気合い走りしたいです。

今回気づいた事は、ぺダリングがスムーズでなくピストバイクをうまく扱えていない。
修行がかなり必要だ。
トラックは、かなり良いトレーニングにもなるので、バンクに入れる時は入って行きたい。
なんせTTがあのタイムなので・・。よ〜し、トラックも白ワンピ狙ってみますか。