秋山選手の白浜クリテリウムレポート

8月20日に白浜クリテが和歌山県白浜町にて開催されました。
白浜町は私達のところから近いのですがなんせ時期が時期だけに油断なりません。
今回もいつもと同様に7時ごろに出発しました。
到着してコースを見渡すと一面にアスファルトの嵐です。ながーい旧滑走路の上にパイロンが有り仕切られているというコースでした。この時35周回をするなんて考えただけでもゾッとしました。
とにかく日陰も何も無いので受付だけ済まして宿に行き軽く走りました。
白浜は3月の京大合宿以来で懐かしい反面、街の変わりように驚きました。

20日のレースは9時出走でした。スタートの号砲が鳴り35周回のスタートです。
初めはコーナーのグリップとかを選手は見ているので急速なスピードアップは感じられませんでした。
しかし集団の後ろに居るとコーナーの度に急加速を強いられるので「コレはマズイ。なんとしても前に」と思いつつ上がる事を試みるも集団はまるで生き物のように次から次へと覆い被さってくる。
集団の後方から確認すると大塚選手は前のほうでかなり引っ張っている模様。
笹井選手もかなり動きを見せている。私も動きたいのであるが気付けばコーナーという繰り返しでなかなか前の位置で走れない。
絶対逃げが発生すると思った瞬間に逃げが形成された。あっという間に15人ほどの
塊が出来て見る見るうちに集団との差を広げていく。結局集団は落着いて前の集団は
逃げようと必死で踏んでいる。
見ていたら明らかにメイン集団の方がパワーがあるといった感じで本気になれば逃げ集団を吸収できるのであるが有力チームの主力メンバーが入っているので追う必要は無い。
こうなってしまったら私たちが追うしか方法は無いが流石に差が縮まらないので、焦
りと共に諦めモードに突入してしまった。なかなか意思統一も難しいと実感。
あとは、残り周回を消化するだけというレースになってしまい面白くもない。私はそれまでに変に動いていたので差を縮めようとしても肝心な時に足が無いしどうしようもない状態でした。
結局バックストレートで三船さんのゴールを見て集団ゴールとなってしまった。

いつも反省反省と言っているが今回は同じ周回コースを走るので何がいけなかったのかが
明確に現われて勉強になった。
いつも関心するのは、逃げに乗っていく選手は肝心な時まで足を使っていない事が凄いといつも思う。
「ここぞ!」というときまで無駄足を極力使わずに決定的瞬間の場面で爆発させる事が出来る。
分かっているんだけど出来ない事のひとつだ。私なんかついつい焦ってしまって前に前にと思っているけれど、今回のコースでは後ろも前もほとんど関係が無いといえば無いのでそういう意味では勝負時に足を使える選手が明確に有利に働いたのかなと思う。
レース経験が浅いのかはたまた頭が無いのか・・・
もっと頭の学習機能を充実させないといけないです。20歳を越えてメモリーが欠如しているようです。
小学生の時のほうがメモリーが有ったような気がしてなりません。
しょっちゅうコムレイドの小嶋選手には「頭を使え」と良く言われるので今回もまたまたやられてしまいました。

今週末は日本最大の自転車祭典であるシマノ鈴鹿です。
私達マサヒコミフネはチームTTと国際ロードに出場します。
見かけたら気軽に声をかけてください。株式会社城東輪業社さんのブースにいます。
シマノ鈴鹿チームTTに臼井選手・大塚選手・南谷選手・秋山が参加します。
国際ロードには笹井選手・臼井選手・大塚選手・秋山が参加予定です。豊岡選手が当
日参加で参加予定にしています。

では今週末鈴鹿でお会いしましょう!!