ジャパンカップ 女子レースレポート

06ジャパンカップ女子 豊岡選手


10月21日 宇都宮森林公園  14.1km×3Lap  42.3km
今回のジャパンカップは沖選手の9連覇がかかっている大会で、スタート前からものすごい報道陣だった。
レースがスタートし、1周回目の古賀志林道頂上で既にに8名。
鶴カントリーも難なく通過し、2回目の古賀志林道へ。
私は毎年2周目の古賀志で千切れていたので、付いていけるかどうか不安で恐かった。
2周目の古賀志は、かなりペースアップで頂上付近では足が攣りかけ。頂上完了時、先頭は6名。6名で回しながら、展開もなく3周回目へ。
3周回目の古賀志の登り始め前で登っていたら、みんなにマークされまくっている沖選手が隣りでかなりキツそうだった。
調子悪いのかなと思っていると、真ん中くらいで萩原選手が少しペースアップした。
頂上付近の観客の様子がおかしかった。どよめきだったので、もしかして?
と思い下りが始まると真下選手が「4人4人」と叫んだ。
残ったのは、萩原選手、真下選手、山口選手、私。
萩原選手が先頭で下っていて、私が2番手だった。
でも、最近トスカーナの下りで落車してから下りにビビッてしまい中切れしてしまった。
林道から抜けて「ごめん」と言いながら、真下選手と山口選手と少し前にいる萩原選手に追い付き4名で勝負。
4名で鶴カントリーに突入。私はもう足がいっぱいだった。
萩原選手が仕掛け、最初に真下選手が遅れた。萩原選手が抜け出し、山口選手、私の順で鶴の頂上を通過。
私と前の山口選手は2秒くらい空いていた。もう無理かもと思ってしまった。
鶴の頂上で三船選手が見ていて「豊岡まだ行ける」と声をかけてくれた。
下りで頑張ってちょっと差は詰めたけど、最後は届かなかった。

今回練習が思うようにできておらず、不安でいっぱいだった。
毎年、古賀志林道で遅れていたので、苦手意識が大きく、毎周毎周恐くて攻めるレースができなかった。
全く積極的になれず私的には今年1番最悪なレースだった。
このレポートを書きながら、言い訳ばかりしている自分に気づいた。
沖選手は、全く言い訳しない。本当に尊敬する。
こんなのではいけない。負けたくないから練習しよう。
とりあえず、国内で日本選手権に次ぐビッグレースで、お立ち台に立てた事は素直に喜んでおこう。
大好きなお花も貰えたし。電波時計も。美味しい林檎も。
着実に毎年順位は上がっている。あせらず少しずつ行こうかな。

沢山の方々が今回も応援してくれました。
本当にありがとうございました。
これからも応援宜しくお願いします。

1 萩原真由子(鹿屋) 1h16'20
2 山口亮子 (CCDキナン) +3
3 豊岡英子 (masahikomifune.com) +3
4 真下正美 (specialized) +20
5 片山梨絵 (trek) +1'07
6 沖美穂  (nobili) +1'21