豊岡選手の全日本選手権シクロクロスin苫小牧レポート

06-07全日本選手権シクロクロス


全日本シクロクロス選手権
今回は、2連覇という大きなプレッシャーがあり、今までとは違う全日本選手権を迎えた。さらに、北海道という北の大地で寒さとの戦いでもあった。
コースは、池の周りからの平坦な道と、アスファルトの登り後の階段。
階段からは、20メートル程の担ぎ区間。その後、山に入っていくというコースレイアウト。山の中はとてもスピードの出る下り区間が2箇所。
今回のコースは、1周が3,5キロと長めでピットは2箇所に定められた。レース当日は、昨夜降った雪が、完全に凍っており地面がガチガチ。 コーナーには、沢山の硬い轍ができていた。
女子は9:30スタート。
アップを入念に行うが、寒すぎてすぐに身体が冷たくなる。
寒さゆえに、すぐにお腹が空くのでポケットにはチョコパンを常備。
それでも、条件は皆同じ。
日が出て来るにつれ、コースレイアウトが毎周回変わると見込んで、1周目は無難に行く作戦で望んだ。
スタートしてすぐの担ぎ区間で、後続と大きく差が付いた。
こうなったら、もう差をある程度開けて自分のペースに持っていく作戦に急遽変更した。
2周めに入ると後ろと既に30秒以上開いていたので、焦ることなく走る事ができた。
コースは、思っていた通り、毎周回変わった。3周目は、今まで難なくクリアできていた所で転倒したが、焦る事なく仕切り直せた。下り区間も、試走よりスムーズにこなす事ができた。
しかし、優勝はできたけれども、自分自身後半スピードを上げれず無難なレースをしてしまい、果敢に攻める本来の走りが出来なかった事をひどく後悔している。
こんな事では、これ以上強くなれないし、これ以上速くなれない。
世界選手権の切符を一番に手に入れる事ができたのだから、世界選手権までに、もう一度練習し直し、気持ちも入れ替えて、更なるパワーを手に入れたい。
たくさんの応援ありがとうございました。
これからも精一杯努力したいと思います。