5月9日から11日まで和歌山県三重県の紀南地域でツールド熊野が開催され今回は「タクリーノ・Masahikomifune.com」という混成チームでの参加でした。
3日間のコースは昨年と変化は無いもののUCIのレースに変わり海外チームも参加。

第1ステージは赤木川清流コースでは落車が幾つか発生したものの大変危険だという状況も無く終了した。
今回の傾向としてはペースアップする時は急激に速くなるという様な感じで暖急の変化がハッキリしていた。
私自身は動こうと思うもののハッキリ言って動ける状況では無かったというのが正直なところでした。
ペースもさることながら体調が何かすぐれないという感じでした。

2日目の山岳コースは天気予報の予報通りに朝から雨でした。
私は3年ほど前の雨でのレースの際時間ギリギリに完走しているので、今回も少し心配でいました。
5月の雨とは程遠くオイルを塗っていても寒いほどの気温でした。
スタート直後からペースがどんどん上がって自然と先頭集団と後方集団とが別れるという展開でした。
見ものの丸山千枚田では逃げている選手が居た事もあって例年にない位のスローペースでした。
雨が降っていたこともあったのか下りも安全に下る選手と攻める選手とが対照的でした。
札立峠までは先頭から2分弱のペースで超えたものの、下りで差を広げられてしまい結局13分差のゴールと成ってしまいました。
この日の感想は「危なかった!!命からがらの完走」というのが正直なところです。

3日目の太地町のコースは山岳賞のポイントが同ポイントで有ったことからスタート直後からレースが動くことを予想していました。
案の定4周回目程までは非常に速いペースで大変でした。
しかしその直後に総合・スプリント・山岳等成績には関係の無いメンバーが逃げたこともあって、集団は落ち着きました。
私も休むことが出来たので非常にラッキーでした。
スト2周回からはペースアップが激しく付いていくのに懸命でした。
私は集団のゴールでしたが、ラスト1周回では切れる選手が多くて落車も発生し後方では大変だったと聞きました。


今回の反省としては
心拍・心肺機能に関してはレース前の練習で追い込んでいたのでちゃんと反応する状況で不足は無かったと思います。
しかし、足に関してが非常に動かない感じでした。
回復が出来ていない様な状況で太ももにパワーが溜まらない感じがし、重いギアを踏む傾向に有りました。
ステージレースとなると軽いギアを回して行く方が良いのですが、出来ませんでした。
オーバートレーニング気味で有ったのと、身体のリフレッシュが出来ていなかった事が敗因で有りました。
レースでも集団に付いているだけという状況でアタックも出来ないし、逃げ集団にも乗れないし、先頭でも走れていないと良い事が1つも無いレースでした。
どれだけアタックをするのか、逃げ集団に乗るのかが課題なので数多くの反省点を残した大会となりました。

しかし、先々週からコンディションが落ちていたのでこの3日間のレースで持ち直してきたのが唯一良かった点でした。
今年は自分にとっても勝負の年と決めているので、どこでピークを持ってきて勝ちを狙いに行くのかをもう1度立て直したいと思います。
身体のリフレッシュ・疲労回復の大切さも身に染みました。

例年多くの方に応援して頂くのですが、今年も多くの方に応援していただいて嬉しかったです。
4日間共にサポートしていただいたタクリーノMBKとMasahikomifune.comの皆さん、非常に助かりました。
特に2日目の雨降る中の千枚田での応援では勇気付けられました。

次回のレースは今週末の学生レース・美山と続いていきます。
6月のヒルクライムレースではベストを尽くしたいと思っています。