2005.08.27シマノ鈴鹿ロード:チームロード

チームロードは14位だった


鈴鹿ロードにてTeam masahikomifune.comでチームTTに出場。
TTのメンバーは笹井、秋山、砂原、南谷の4人。
気の知れた仲間同士とはいえチ−ム練習を一度も出来ずに来てしまった。
この日のために準備万端で挑む周りのチームから見ると、状況はスタート前からやや厳しい。
1番から順に10秒間隔での41番目スタートでスタートが切られた。
1周目は南谷で始めのペースを作る。
チームの状況から見て目標を決めた。

  1. とにかくイーブンペースで4周キープ。
  2. 1周8分30秒
  3. 平均40km/hは切らないの3つ

そんな訳でオーバーペースにならないように注意して走る。
申し合わせ通りに淡々とホームストレートを上りをクリア。シケインまでの最初の入りはいい感じ。
さぁ上りが終わったと思ったらいまいちピッチが上がってこないので先頭交代指示。ジワジワ前を詰めてると思ったら一つ後のチームに抜かれてしまう。
くそ〜〜!行かれてたまるか!
そこからは抜きつ抜かれつのデッドヒート
2周過ぎた辺りから徐々に疲れも見え隠れしだし上りがキツイと「秋山速い!」「先頭交代や〜!」「南谷もう少し前詰めろ!」かなり指令も難しい。
そうこうしてると強豪チームのシマノ、愛三、ミヤタに一気に抜き去られ格の違う走りを見た。
そんな中、まだ本調子でない砂原選手がかなりの大健闘をみせる。
スタート前の不安をぬぐい去る粘りで先頭交代が4人揃って機能したのは心強かった。
疲れも見え隠れして来て3周目に突入。
スピードのゆるんだところに第二走者にブレーキが掛かりもう少しで転倒のところだった。そこは何とか難を逃れヤレヤレ、もう一度気の引き締めに掛かる。
3周目も終わり、下りで足を回すにも目一杯の足で最終周に突入。
秋山の得意の上りで機関車になってもらうが勢いあり過ぎで隊列が崩壊寸前。「速い〜!」という声が疲れもあってか、なかなか届かない。
こういう所でのちょっとした意思疎通がぶっつけ本番のチームでかなり難しい。
バックストレートの厳しい向かい風区間もが終わりいよいよあと3km
一つ前のチームをターゲットに
「(スピード)上げていくぞ!」
と発破をかけ最後の追い込み体制に入る。
S字の下りも抜けもう少しで前に追いつきそうだが前も必然とスピードは上がる。
ラストスパートもあともう少しで追いつけなかったが最後は全員力を振り絞ってのゴール。
強豪チームを除けば抜かれたチームは2〜3チームか?
まぁまぁ良い位置なのでは?と出た結果は14位。
必ずしも大満足という結果ではないが、何とか40km/hを切らないという目標は達成。
練習次第ではさらに2分位は詰めて行けそうな感じも掴めた。
機材はいつものまま、ぶっつけ本番!という悪条件の中、チームの今の最大パフォーマンスを出し切った感じにはとても満足。いかにして選手個々の得意不得意の差を埋めていくかは今後の課題である。
次回はチーム練もしっかりこなし、来年は1ケタ入賞といきたいところだ

レポート:笹井秀治