全日本実業団選手権トラック、1000mTTで辻本選手3位に入賞

[レースレポート]全日本実業団選手権トラック 1,000mT.T
[辻本学]
9月20日〜21日に日本サイクルスポーツセンターにて行われた、第39回全日本実業団自転車競技選手権大会の1,000mT.Tで、辻本学選手が1分9秒988のタイムで3位に入賞しました。

辻本選手のレースレポートです
試合前日、仕事を終え、子供に食事を食べさせて、19時に京都を出発、1時に修善寺に到着。車中泊
7時に起床し、250mバンクに移動し、試走する。
競輪選手の丸山選手に教わった、250mの斜度がきついバンクから落ちないラインを身につける為に30周ぐらい周回。目が回り気持ち悪くなる。他の選手も気持ち悪いと言って、休んでました。
開会式が始まる直前ぐらいから、雨が降り出し、競技開始時分には本降りになる。
大会本部では、競技中止を検討されていたが、急遽333mバンクに移動して開催となる。

一人で参加しているので、この移動はかなり負担になりましたが、てきぱきと行動して、333バンクの施設内のローラー台の横に移動。
ここのバンクは、初めて参加した全日本実業団のレース会場で、競輪3位、1KmTT5位で相性は悪くない。しかし、雨なのでギアは軽めの49×14にしました。

競技進行は1時間半遅れで開始。
調子が良い時は、アップの時に汗がでるので期待したらでて来ないので、急遽、唐辛子入りの水を飲んでみました。辛いです。でますね汗。
これで良いのかな?と思いながらアップ。1kmTTの出場人数が少ないので、こまめに競技開始をチェックしながら、ローラーを回します。
前の競技の中頃で、アップを終えてバンクに入って一周だけして、椅子に座り出番を待ちます。

雨が小振りになり、走路が乾きだしました。自分の順番は中程でしたが、後半ほど良い条件になりました。
自分の番になって、出走台に付くと何故か巧く付きません。位置がずれているようで、工具もってこいとか、なんかてんやわんや、役員の人が直しておられましたが、何とか作動してスタート台に付きました。これも案外気が散りますね。

カウントダウンに合わせて大きく何回も深呼吸して、スタート。
まずまずの出足で、ガラパさんの実況で、1周目が24秒台、自分の最速が23秒台だったので少し遅れ気味だが、十分7秒台は狙えるだろうと、2周目も40秒台で帰ってきたので、行けると思いましたが、最終周で足が止まりました。かろうじて8秒台で終えました。


後半の失速の対策をしないと7秒台は出せないと実感しました。
今後の課題です。
対策として
1.ロードレースの高いスピード域の持久力を生かす。
具体的にはBR-2のレースは完走し、ゴールスプリントは参加する
様にする。
2.体幹が弱いので鍛える。
3.高い強度のインターバル練習をする。
バイクペーサーやカーペーサーが理想的ですが、
自力でする工夫を考えていきたいと思います。
4.走り込みを増やす。

(参考)
1位 屋良 朝春選手 1分08秒332
2位 小峰 烈選手  1分08秒468