2005.08.21全日本実業団サイクルロードレースin小川

11時レーススタートなので、暑さと水分補給も重要な要素の一つと考え、今回は父がサポートで現地入り。補給に関しては万全の体制で挑むことになった。
レースは、パレード走行を経てレース開始。開始早々ミヤタスバルのボス兼team masahikomifune.com-CMSの三船さんがアタック!!集団は、若干泳がせる。しかし徐々に差が開くので追い出しに掛かりペースアップ。昨年はBR−2での出場だったので、BR−1のスピードの速さに戸惑いつつ登り口へ。
まわりはみんな苦しそうだ。1回目の登りは頂上まで常に脚が重い状態でクリア。この時点で先頭では逃げが決まっている。1分10秒あまりの差が開く。
一方笹井さんはと言うと1周目の登りで集団からも切れた模様。ギアを交換し、やる気が見えていたので残念。その後リタイヤされ、自分ひとりとなってしまう。

自分と同じ立場である学生選手も1回目の登りでことごとく撃沈。
ツールド信州で活躍したコムレイドのメンバーも千切れ、唯一の細川選手(キナン)だけが先頭集団で頑張っているようだ。
先頭グループとの差がどんどん開き、3回目の登りではとうとう集団のペースアップにも付いて行けずに千切れてしまった・・・

こうなると情けないがあとはタイムアウトとの勝負。
(関門を先頭から10分以内で通過しないとタイムアウトでレースから除外されてしまう)
しかし、1人で走っていては差は開く一方。
途中で小嶋選手(コムレイド)が後ろから追いつき一緒に走るが、最終周回で彼にも置いて行かれラストの登り第一関門で赤旗タイムアウトを宣告されてしまう・・・見たくはないものを見てしまった・・・
「収容車に乗っていくか?」と尋ねられたが上まで踏んでいく。
レース後のコースは寂しい。
応援してくれていた人が、選手があがってくるのを見て再び応援してくれるが、恥ずかしさのあまり笑顔でしか答えられない。頂上へと登っている最中、ゴール付近で花火が上がった。トップのゴールであろう。
頂上に到着後、小嶋はどうも完走した模様。粘り強さの違いか脚の違いか。それに比べ自分は・・・
ここ数レースと比べてモチベーション的には幾分回復。ただ肉体面の疲労感や、脚を動かした時のキリキリとした痛みは取れず全日本に向けてモチベーションと疲労感をどうしていくかが課題だと感じた。

秋山尚徳