実業団富士山ヒルクライム

今年は昨年と違い、かなりの晴天だった。

現地には前日の15時ごろに到着し、軽く脚を回す程度に乗る。
受付場所の富士スピードウェイはかなりのもの。受付だけだったので車からの印象なんですが
鈴鹿より綺麗!
って言うのが第一印象。
お客様を「ゲスト」として迎えるというのか・・・なんせ富士山がバックに広がるフィールドに圧倒!
規模的には絶対鈴鹿なんだろうけど。とにかく感動しました。

レースは5時半に起床。かなり眠い。
ストレッチをし、いつもの通り出発準備。
7時に会場に移動。既に多くの参加者がいる。昨日からの車中泊の人達か??
ローラー開始が7時5分頃。若干右脚と筋肉に疲労がある。
頂上へと行く車に荷物を預けに行き、そうこうしているうちに出走時間が・・・
スタートも先着順なので出来るだけ前に。
今日は脚の方は走ってみないとわからないが、気合の方は十分!!!

レースは定刻にスタート!
スタートからかなりペースが速い!!
と感じた。
先行している狩野さん(シマノ)別府さん(愛三工業)には、あのペースで登っていくと無理という気持ちが働く。(とにかく着いていけなかった。あれよあれよという間に離されていって・・・)
第2集団で走る。
30名ほどだったと後から笹井さんに聞く。第2集団にも爆発したら怖いメンバーが続々といる。自分の脚の具合を見つつ、様子を伺っている感じがする。
長沼選手(BS)が行ったと思ったらミヤタスバルの西村さんが反応。私は、その時既に25Tに入っていて余裕が無い状態。そこからはポツポツと小集団の形成が始まる。
激坂区間の前に細川さん(キナン)が出てきた。
細川さんには先行されたくなかったが、脚が売り切れ状態。
激坂でも、回すというより上から踏みつけている感じ。
他の選手が蛇行をしながら1人、また1人と抜いていき「俺も蛇行しよっかな〜」なんて考えた。しかし蛇行は私としては「したくない行為」なんで、直線的に登ろうと努力。

残り2キロあたりからはトップのタイムを考えていた。
45分か?はたまた43分ぐらいか???

ゴール後、自分のタイムを聞いてちょっとがっくり。
だって50分台。
去年より脚が回ってなかったから納得といえば納得なんだろうけど、去年よりは強くなっているものだと思っていたのでかなりショック。
前半のオーバースピードと、前日に乗ったのがマイナス要因かも。
(栂池の時は、前の日は本当にローラーで終わったから・・・)

気温も太陽が出てきたせいか高く、冬の装備なんて不要!?という具合。
富士山頂上まで歩いて5時間ぐらいらしく、今から行ったら行けるな?なんて考えてしまう。
続々とゴールしてくる参加者、厳しさもひとしおだが満足感もひとしおだろう。
実業団のレースでは異例の短さであり、即下ったら夕方には家に到着できる時間。
しかし、ヒルクライムレースは参加者みんなが登って来るまで待つので2時間ぐらい待ちぼうけ。
11時半頃に下って解散。
昼食後、富士スカイラインを通ってから清水まで走って行ってから高速。
富士スカイラインを通って、車の偉大さが分かる。
だって1,200m付近までアクセル踏むだけで行けるんだからね〜〜

秋山尚徳